不妊治療(妊活)・不育治療で妊娠されたお喜びの声(30代女性)
こんにちは、大変ご無沙汰しております。
不妊、不育で去年の8月頃まで通院していました○○です。
〇月〇日に無事○○○○gの男の子を出産しました!
いつも優しく親身になって話を聞いてくれ、体調に合わせた漢方を
谷先生のお力添え無しには妊娠出産は叶わなかったのではないかと
不妊治療を初めて5年、そのうち3年は高度不妊治療。何度も流産
本当にありがとうございました。
漢方薬局ハーブスのコメント
この患者さんは私の漢方薬局にご相談に来られるまでに3回流産を繰り返されており、不育症のご相談で来られたのです。
幸いにもご夫婦に染色体異常は無かったので絶対子供が生めないという事ではなかったのですが、Th1/Th2の異常、ERA検査によって着床の窓がずれているということで、間違いなく不育症はありました。
また完全な診断は出ていなかったですが、FSH(卵胞刺激ホルモン)よりもLH(黄体形成ホルモン)の値が高く、生理周期も35日~40日(低温期が20日~28日と長い)事から多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の疑いもありました。
また、東洋医学的な視点でみると、基礎体温は低温期が高めで高温期はそれほど高くは無く、低温期と高温期の温度差があまりないタイプでした。
このような基礎体温は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の患者さんに良くみられる形で、漢方的な体質としては、瘀血(血流障害)で気虚(虚弱体質orエネルギー不足)か血虚(女性ホルモンの不足or働きが悪い)の体質を持つ方に見られるものでした。
実際、東洋医学的な問診や舌診、その他の東洋医学的なチェックを行い、この方には東洋医学的な不妊体質があり、お出しした漢方薬は気血両虚(気虚と血虚の両方がある状態)を改善させるものでした。
ところが漢方薬を服用されてからも残念ながら流産を繰り返されました。
そこで、今度は漢方的な不育症の原因(体質)は無いか?チェックしてみたら、やっぱりあって、それを治療していく事にしました。
その治療を始めてしばらくしてから、今度はあまり妊娠されなくなったのです。
しかし、流産しやすい体質(不育症)を改善しておかないと、次妊娠された時、また同じことの繰り返しになるという思いで、不育症の体質を改善する漢方薬を続けました。
しかし、不育症の漢方薬に変えてから本当に妊娠されなくなって、本当にこれで良いのか結構悩みました。
そして、再び移植する直前に何となく、漢方薬を変えた方が良い気がして、不育症ではなく不妊治療の漢方薬に変更したのです。
そこで、妊娠され、病院での不育治療を併用しながら無事出産まで至ったのです。
この患者さんは結構悩みました。
出産されて母子ともに健康で本当に良かったです。
この不妊治療(妊活)・不育症患者さんに用いた漢方薬、治療期間、費用の目安
この不妊治療(妊活)・不育症患者さんに用いた漢方薬
帰耆建中湯など
不妊治療(妊活)・不育症の治療期間
約18か月
不妊治療(妊活)・不育症の費用の目安
1か月当たり12000円~15000円