ご家族の紹介で患者さんが漢方相談に来られました。
症状は鼻炎です。
病院にも何年も通っているけれども良くならないのでご家族の方が
そこで自覚症状についてお伺いすると、
鼻水は基本的には透明なものだそうです。
特に夜中の鼻づまりの症状が酷いらしく、
この鼻づまりが気になって一晩でティッシュ一箱なくなってしまうくらいひどいのだそうです。
ご自身では鼻水が大量に溜まって鼻詰まりを起こしているのではな
病院での診断名がアレルギー性鼻炎なのか副鼻腔炎なのかを聞いて
ただ、病院で出ているお薬は抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤、
そこで、
そうすると、風邪を引いてからこの症状が出るようになったというのです。
つまりこれはアレルギーではなく慢性的な感染による副鼻腔炎の可
漢方薬でも、アレルギー性鼻炎に使う漢方薬と副鼻腔炎(蓄膿)
そのため、この患者さんには副鼻腔炎(蓄膿)
そして2週間後に、来られた際に、様子を伺いすると…
夜中に何度も起きて、ティッシュで鼻をかみ、
ただひょっとしたら鼻を噛むティッシュの量が若干減ってるかもし
そして再度、
そのため、
そして2週間後、再度来られた際に様子を伺いすると…
それから約1ヶ月後には途中で起きる回数が半分になり、
そのため、無くなるティッシュの量も格段に減ったそうです。
ここから一気に良くなるかと思ったのですが改善がストップしてし
漢方薬合わなくなったのかと思いチェックしたのですが、
他の漢方的な原因があるのかと思って、何度もチェックし直して、
夜中に一回も起きなくなっていたのに、
そこで改めて何回もその原因をチェックした結果、
という結論に到達しました。
そのことを患者さんにも話したのですが点鼻薬はこれ以外に改善す
何回も他のものを試したそうですが、どれも効かず、
そこで1度西洋医学の耳鼻科に行ってみて、
たまたま私の薬局の近所に評判の良い耳鼻科があったので、
そしてそちらに行ってからまた再び来ていただいたのですがそこで
そうこうするうちに漢方治療を始めてから8ヶ月が経過し漢方的に
そのため漢方治療は終了することにしました。
ただ症状としては最初の頃に比べれば鼻水の量も減りティッシュを
そこで最後に市販薬の点鼻薬の中からこの患者さんに合うものをお
そして後日この患者さんのご家族の方が別件で相談に来られた際に
ご本人が頑張って点鼻薬を止めてみたそうなのです。
最初はつらかったようですけれども、
一週間ぐらい過ぎたあたりから症状が出なくなり、
やっぱり思った通りだったと思いホッとしました。