痛みの相談の患者さん来られました。

この方ご紹介で来られたのですが、最初のご相談は左の股関節痛でした。

左の股関節痛に対して漢方薬を出して症状が改善すると今度は右の股関節痛が出てきて、
右の股関節痛を治療して改善すると再び左が痛んだり、再び左の股関節を治療すると今度は坐骨神経痛が出現したりと、来られた際の症状は、次に堪えた段階では改善してることが多いのですが、その次に来られた時にはまた新たな症状が出るという繰り返しでした。

それでも徐々に徐々に痛みの度合いや頻度は減っていきました。

ところがまた再び痛みが強まってきました。

心当たりお伺いすると実家に帰ると痛みが強くなるというのです。

実家で何か作業するのかというと特にそういうことではないそうです。

話をよくよくお返しするとどうも実家の家族との折り合いが悪いようで、特に仲の悪い身内の方にあった時に調子が悪くなるようなのです。

そこで、今回は痛みの薬ではなく、情緒安定させるような漢方薬を出してみたところ症状が随分安定したのです。

病は気からって本当にあるんですよね。

最近はこの言葉を実感することが多いです。