HPを見て患者さんが来られました。

相談内容は間質性肺炎です。

約4年前に突然、発症したそうです。

最初の症状としては咳ぐらいで、当初は鳥関連の過敏性肺炎という診断だったが、精査したところ、陰性の診断が出て経過観察となったということでした。

その時に羽毛布団やダウン製品などをすべて処分したそうです。

それから1年は問題なかったそうですが、2年後に再び陽性となったそうです。

そこから、2年の間に症状が一気に進んだということでした。

ただし、病院から出されている咳止めと痰きりの薬(それぞれ1種類ずつで特別作用の強いものではないです)で十分効いていて、咳も痰も出ないそうです。

現在最も気になっているのは呼吸が苦しいということでした。

漢方治療イメージ

実際、来られた段階で持ち運び可能な酸素吸入器を持参されて、使用されていました。

このレベルの患者さんがいきなり来られることは珍しいので少し驚きました。

酸素濃度に関してもう少しお話をお伺いすると、酸素吸入すれは酸素濃度は96%くらいになるそうですが、酸素吸入を行わなければ、酸素濃度は良くて90%くらいで、少し動くと90%を切るそうです。

私の父も突然、間質性肺炎になり、酸素吸入していた時期があるので、酸素濃度と呼吸の苦しさの感じは大体わかります。

このレベルは病名で言えば肺線維症で、やはり酸素吸入器を用いないと日常生活の中のちょっとした負荷に耐えられないと思います。

ただ、わずか2年でここまで症状が進行するとはなんというか違和感を感じました。

ご本人もものすごく鳥関連の製品を高頻度に使っていたわけでもないし、突然間質性肺炎になったこと、鳥関連の製品をすべて除去したのにも関わらず、症状が急激に進行したことに疑問をもっておられるようでした。

あくまで感覚としてですが、間質性肺炎の患者さんが増えている気がするのです。

そしてそれは新型コロナウイルスが流行して以降だと思うのです。

そのため、新型コロナウイルスのワクチンか新型コロナウイルスそのものが何らの影響を与えているのではないか?と個人的には考えています。

話が少し脱線しましたが、まずはこの患者さんの現在の症状を改善させる必要があります。

そこで、漢方的な問診や東洋医学的なチェックを行い、この患者さんに合うと思われる漢方薬を出してみることにしました。

症状がごくごく軽度な場合は粉薬でも対応可能なケースもありますが、間質性肺炎が進行した肺線維症くらいになってくるとどうしても煎じ薬でないと対応が難しいです。

そこで、手間ではあるのですが、効果を優先して煎じ薬を服用していただくことにしました。

そして2週間後に、再び患者さんが来られました。

症状の変化についてお伺いすると・・・

呼吸は2週間前に比べ少し楽になったそうです。

ちょうど2週間前は私の薬局の前(薬局から10mくらい先)の自動販売機に行くのが苦しかったそうなのですが、今回は同じ条件で苦しくなかったそうです。

まだ治療は始まったばかりですがとりあえずは良さそうです。

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