以前ご紹介で来られた方がまたご相談に来られました

前回は 皮膚のかゆみでご相談を受けたのですけれども、それに関しては比較的短期間で症状が改善したため、治療を終了としたのです。

そして、また何かあったら来て下さいねという話をしておきました。

そこで、また皮膚の問題が再発したのかと思ってお話を伺いしたのですが、今回は手指の関節、肩の関節などが痛いそうです。

手指の関節は第一関節の部分に違和感と痛みつっぱり感みたいなものが出るそうです。

この症状はおそらくヘバーデン結節だと思います。

それ以外に患者さんが訴えられていたのが左肩と肩から腕にかけての痛みです。

どちらの症状が辛いですか?とお伺いしたところ、肩の痛みの方が辛いのでそちらを優先して治療してほしいということでした。

そこで、左肩と左肩から腕にかけての痛みをチェックしてみることにしました。

そうすると痛みの部位を細かくチェックしてみるとこれは恐らく五十肩だろうと思いました。

五十肩には痛む場所に特徴があるのです。

そこで五十肩に用いる漢方薬の中からこの患者さんに合いそうなものをいくつかピックアップしてみました。

そして、痛みのある部位にこの漢方薬合うのかどうかをチェックしてみると、一つ良さそうなものがあったのでそれをとりあえず一週間も服用していただくことにしました。

そして、一週間怒られた際に様子をうかがいすると、一週間前よりも若干良いそうです。

そのため、同じ漢方薬でさらに2週間後に来ていただくことにしました。

漢方治療イメージ

そして、2週間後来られた際に様子を伺いすると、少しずつですが、2週間前よりもさらに良くなっているということでした。

このように左肩から腕の痛みは来られるたびに少しずつ改善していきました。

そしてある時、来られた際の帰り際に、この患者さんから「実は自分の友人が子宮体癌で手術をしたんです」

「 前からの友人の体調を聞いて何か怪しいのではないかと思っていたのですが、私の言うことだけだと説得力はないのでハーブスの子宮癌のホームページを見るように友達に勧めたのです。それを見た友人がすぐに病院で検査を受けてみたらやはり子宮体癌だったのです。」

「先生のお陰で思った以上に早く友人が行動に移してくれて助かりました」
とのことでした。

宮がんになること自体は喜ばしい事ではないですが、早期対応にウチのホームページが少しでもお役にたてたのであれはそれは幸いだったと思います。

一方で、自分の作っているHPの内容が本当に情報を必要としている人に対して、客観的に通用するレベルなのか?改めてHPを見直し、考えさせられました。

子宮がんのサイトはまだ比較的分かりやすいほうだと思いますが、自分が開局した頃のページは今見ると、クオリティの低いものもあります。

時間を見つけて少しずつでも治さないと・・・と思いました。