画像で見る顔の赤みと乾燥アトピー改善画像症例

来局時 3か月経過後
顔の赤みと乾燥アトピー来局時  顔の赤みと乾燥アトピー3か月後

アトピー性皮膚炎の治療の経過

初回相談
30代男性
主訴 顔全体の赤みと乾燥、かゆみ
周辺症状、汗をかいた時と冬の乾燥した時期に皮膚の調子が悪くなる。基本的に首から上の症状が強い。頭の中もカサカサする。フケも結構でる。

アトピー性皮膚病歴及び経過

もともと小児アトピーがあった。若いころは一時期治まっていたが、ここ4、5年再び症状が出るようになった。

自分としてのその症状の悪化した原因:体重増と脂肪肝

病院で出されている薬
マイザー
デルモゾールローション
プロペトとザーネの混合軟膏
デモロゾールとプロペトの混合軟膏

アトピー性皮膚炎問診項目

お酒(-)辛いもの苦手→食べない、タバコ(-)、ストレス(-)甘いものは食べない。食べ過ぎてしまうが、家庭での食事のバランスはそれほど悪くない。
目ヤニ多い、目がかゆくなる、目が充血しやすい、尿色が濃い

皮膚を見た所見として
最初は写真で見る以上に顔が異常に赤かった。それと皮膚のかさつきがひどかったそのためこれらの症状を取り除くことを主眼に考え処方を組んだ

東洋医学的にみたアトピー性皮膚炎

上の方に熱症状が集中している
上焦の熱証の状態
そのため上焦の熱を冷ます清上防風湯と皮膚がカサカサすることから血虚があると考えられるため四物湯を含む処方の温清飲を同時に飲んでもらうことにする。

1週間後
特に悪化はしていないが思ったほどにはよくなっていない
そのためウコンを含む製剤に変更して様子を見ることとする

1週間後
少し悪化する。少し気長に様子を見ることとし、前回出した漢方処方に戻す。

1週間後
少し落ち着いてきた

1週間後
さらに落ち着いてきた

2週間後
落ち着いたストロイドの塗る頻度も毎日から2~3日に一回に伸びてきた。夜のかゆみも来局当時よりずいぶんよくなった。

2週間後
状態はかなり良いがここ2~3日感想が気になる
漢方薬の清上防風湯を抜いて、温清飲の体質改善作用を強化する

1週間後
悪くはないが赤みが目立つ

1週間後
より体質改善の処方に変更する

1週間後
赤みがかなり改善する
これをさらに1か月程度続けて退薬とした

最終的に

清上防風湯と温清飲の組み合わせである程度よくなったが、顔の赤みが取れないため処方を何度か変更した。
漢方処方
小建中湯などなど
1ヶ月の薬代
12000円

広島市の漢方薬局ハーブスはアトピー性皮膚炎や湿疹に強い薬局です。