胞状奇胎で抗がん剤を飲みたくない、子宮を全摘出したくないすべての方へ
胞状奇胎になられた方はとてもつらいと思います。そして割り切れない思いもたくさんあると思います。
これからどうしたら良いのか悩んでおられる方も多いのではないでしょうか?
産婦人科の先生は、その立場上、胞状奇胎をそのまま放置することはとてもできませんから、できるだけ早めに処置したほうがよいとアドバイスされると思います。
それは仕方のないことです。
もし、胞状奇胎の治療が単純な掻把手術(子宮内膜を掻き出してしまう手術)だけであれば、精神的には苦痛かもしれませんが手術を受けられても良いと思います。
しかし抗がん剤の使用や子宮全摘出となると話は全く変わってきます。
子宮全摘出は次の妊娠の希望を奪うものですし、抗がん剤を使用することになると、経過観察の期間が数年に及ぶこともあって、次の不妊治療再開まで気の遠くなるような時間(恐らく年単位)がかかってしまいます。
しかし、ご自身の命との兼ね合いもあります。
そこまで切羽詰まってしまう前に、漢方薬を2週間だけ試してみませんか?
飲めば絶対良くなるという保証ができるわけではないですが、試してみる価値のあるものだと私は考えています。
免疫を上げて自分の力で胞状奇胎→絨毛がんに立ち向かう
ただし、効くか効かないのかわからないことを延々とするのはバカげています。そのため期限をきめてやってみるのです。
期限は2週間です
もしそれで結果が出なければ速やかに病院の治療を受けられたらいいと思います。
漢方を受けられる前の注意点
- 必ず担当医の先生に経過観察してよい期間を確認してください。もし2週間の期間経過を見れる状況でない場合は速やかに病院の治療を受けてください
- 稀にですが、ご相談いただいても、合う漢方薬を見つけることができないことがあります。その場合は治療が無理ということになりますのでご了承ください
漢方相談を希望される際のお願い
もし漢方を試してみるのを決められたのであれば、できるだけ早めに連絡をお願いします。
理由は2つあります
1つは早めに始められた方ががん化した細胞の数が少ないため結果が出やすいです
もう1つは、もし効果が無かった場合でも速やかに病院の治療に移行できるので、その後の病院の治療に大きな影響を与えない
ということです。
なぜ2週間なのか?
いままでの経験上患者さんで効果が出始めるのがそのくらいなのです
効果の判断はどうやってするのか?
これは病院で受けられている検査値のHCGで判断します
効果がある場合
2週間後にHCGの値が減少、もしくは増加のスピードが極端に遅くなっています。
効果がない場合
依然と同様のスピードでHCGの値が上昇します。もしそのようであれば、速やかに病院での治療を行ってください。
費用の目安について
胞状奇胎は一般的には突発的に生じたものと言われていますが、実際の患者さんをみてみると、突発的に生じたタイプとがんになりやすい体質のタイプの大きく2通り方がおられます。それによって費用が違ってきます。
突発的なタイプの方の2週間の費用 およそ12000円+送料
がんになりやすいタイプの方の2週間分の費用 およそ18000円~23000円+送料
胞状奇胎関連ページ
胞状奇胎の患者さんが抗がん剤を飲まずにHCGの値が正常値(0)になった話