以前、私の薬局の漢方の不妊治療で妊娠された患者さんが、お子さんの事で再びご相談に来られました。
ご相談内容をお伺いすると・・・夜尿症(おねしょ)だそうです。
お子さんは現在、小学校の低学年だそうですが、3歳くらいからずっと夜尿症(おねしょ)で悩んでいるそうです。
病院でもみてもらったことはあるそうですが、原因はわからないとの事。
そこで、久しぶりに漢方薬局に行ってみようということになったようです。
どのくらいの頻度で夜尿症(おねしょ)になるのか?お伺いしたところ、1か月単位で出ないのが数日でほとんど毎日出ているそうです。
つまり30日中で無いのが3日くらいで出ているのが27日くらいでほとんど毎日でいるということでした。
次に夜尿症(おねしょ)になった心当たりをお伺いしたところ、はっきりとは分からないそうですが、ストレスがかかっている時には症状の度合いが酷くなる気がするとのことでした。
そこで東洋医学的な問診を行なった結果、手汗が酷いことや、天候の変化で体調が悪化しやすいことから確かに自律神経系が乱れやすい傾向はあるように思いました。
ただ、それが実際夜尿症(おねしょ)と関わっているかどうかは別問題です。
なので、東洋医学的に夜尿症(おねしょ)の反応の出てくるポイントをチェックしてみることにしました。
そうすると・・・確かに夜尿症とストレス、メンタル、自律神経などの反応の出るポイントに反応が出ているきがしました。そのため、この患者さんには夜尿症(おねしょ)に用いる漢方薬の中で自律神経を整えるような漢方薬をとりあえず2週間お出ししてみることにしました。
そして、来られるまでの間に夜尿症(おねしょ)が出なかった日を〇、判断が微妙な日を△、出た日を×そしてカレンダーに記録してもらうようお願いしました。
そして約2週間経過した頃に患者さんの親御さんから連絡があり、今回は都合が悪くなったのでお薬を送ってほしいというご連絡がありました。
そこで簡単に様子をお伺いしたところ悪くはないという事だったので、同じ漢方薬をとりあえずまた2週間お送りして、結果として4週間後に来ていただいたのです。
そして現在の夜尿症(おねしょ)の状態をお伺いすると・・・
随分良くなっているそうです。
漢方薬を飲み始める前は1か月(30日中)で夜尿症(おねしょ)しなかった日が3日、つまり90%の確率で夜尿症(おねしょ)をしていたのが、漢方を飲み始めて約1か月(27日中)、夜尿症(おねしょ)しなかった日が17日、つまり夜尿症(おねしょ)をする確率が37%の確率まで下がりました。ほぼ毎日だった夜尿症(おねしょ)が3日に1回くらいまで減ったのです。それから夜尿症(おねしょ)をする日の特徴がはっきりとわかりました。
寒い日に夜尿症(おねしょ)をしているのです。このことからこの患者さんは冷えが夜尿症に関係している可能性もあります。今後はそこらへんも考えながら治療を行っていきたいと思います。
まあとりあえずですが、症状が改善して良かったです。
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