尋常性乾癬来局時

このページは広島市にある漢方薬局ハーブスの尋常性乾癬に関する情報ページです。

ここでは尋常性乾癬の症状や特徴、原因や治癒症例、尋常性乾癬の漢方薬による治療についてと養生法について書いています。

ぜひ参考にしてください。

乾癬(尋常性乾癬)の症状と特徴

乾癬は、かさかさした鱗屑ができては剥がれていく慢性の皮膚病です。

現代の医学で、乾癬の原因は明確になっていません。

一種の免疫反応の異常により生じると考えられています。

乾癬の症状は皮膚表面が銀白色の鱗屑(ふけ)と伴います。

境界明瞭な紅斑が全身に出るのが特徴です。

乾癬は一番外側の角質層が、通常約1ヵ月半で垢となって落ちていくことのが通常のところ、極端に短縮(4~5日)してしまうのが特徴です。

そのため皮膚の再生が追いつかず皮膚がカサカサになると考えられているのです。

赤みのある皮疹の上に雲母のような銀白色調の鱗屑がついているのが乾癬の特徴です。

多くは痒みを伴います。しばしば爪に点状の陥凹がみられる場合もあります。

こういった乾癬の一番多い種類が尋常性乾癬です。

写真画像でみる尋常性乾癬完治・改善症例

尋常性乾癬写真画像症例1

来局時の尋常性乾癬写真画像 半年後尋常性乾癬写真画像
尋常性乾癬来局時  尋常性乾癬半年後

尋常性乾癬写真画像症例2

来局時の尋常性乾癬写真画像 半年後の尋常性乾癬写真画像
手の準縄性乾癬来局時 手の尋常性乾癬半年後

尋常性乾癬の原因

はっきりとした原因はまだわかっていません。

一種の免疫異常と考えられていますが、はっきりしたことはわかっていません。

ただ、ストレスや野菜の摂取不足、高脂肪の過剰摂取などで悪化することが多いのです。

そのため、遺伝的になりやすい素質がある方に、いろいろな誘因が加わって生じると考えられています。

誘因としては、ウイルスや細菌感染、化学物質、ストレス、紫外線不足、高脂肪食(食事の偏り)などがあげられます。

尋常性乾癬に用いる代表的な漢方薬

乾癬は局所的には乾燥と赤み(痒み)を伴います。

乾燥を生じさせる原因として多いのはお血(血行障害)です。

赤み(痒み)は漢方的には熱邪・血熱(炎症)です。

そのため用いる薬は血行を改善し皮膚の再生を促進する補血や活血の薬に清熱解毒の薬を併用するのが一般的です。

また、尋常性乾癬の根本的な体質改善には外用剤を用いる必要があります。

内服を行いながら外用剤も使うやり方が漢方的な尋常性乾癬の基本的な治療法になります

活血薬

桂枝茯苓丸

大黄牡丹皮湯

清熱解毒薬

温清飲
消風散
黄連解毒湯

尋常性乾癬の養生法

・動物性脂肪の摂りすぎが関係する可能性が指摘されてるため、肉や油分の多い物は控え、野菜・魚などを積極的に摂取し栄養のバランスを整えることが重要です。

・乾癬の原因としてストレスが大きく関与しているとされています。そのため極力ストレスを避けることです・
十分な睡眠時間をとる

・喫煙、飲酒をさせる

・日光浴をする